外道の日記

時事ネタやレビューを書くブログ…の予定

抗がん剤ってのはしてる人はもちろん、見てる人もつらいんです

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

 

今日も書くことが思いつかなかったので昨日に続けてもう一冊

というかこれは人生に影響したというのかちょっと怪しいんですが

うーんなんだろ?

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さよならタマちゃん

 

これは漫画なんですが、

初めて読んだのが漫画喫茶だったんですね

イブニングという雑誌はいつも立ち読みしてたんですが

この漫画は読んでなかったんですよ

私基本読まない漫画はぱらぱらと飛ばすんですが

何でか目に止まったのかな

 

ちょうど私の父親が抗がん剤治療してて、余命も宣告されててね・・・

ホント精神的にも結構来てたんですね・・・

 

そんなときにこれ読んだんですが

読んだときおもったのが

「こんなん卑怯だわ・・・」

いやこれ抗がん剤治療をしてる人が家族にいるのなら

絶対泣きます

コミックスに最初呼んだころまだなってなかったんですが

漫画喫茶にある雑誌のバックナンバー引っ張り出してきて一気読みしました

もちろんコミックスもその後買いましたよ

 

この話はノンフィクションなんですが主人公が癌と闘ってく漫画なんですね

その中で抗がん剤のつらさの描写があって

 

可愛い絵でリアルっぽさとかはほとんどないんですよ

でも泣けるの

私はもちろん抗がん剤治療とかしたことないんですが

治療してる人を見てるとほんと食事食べないんです

それなのにやせ細っていくんです

身内を見てる身としてはホントつらいですよ

そういうものを食べれないシーンとか苦しいシーンとか

それでいらついて他の人に奴当たりとか

うちの父親は奴当たりしなかったんですが祖母とかはしてましたね・・・

抗がん剤治療を受けてる身内を思い出してね・・・泣きました・・・

でもそんなつらいことを思い出したのにコミックスは買った・・・

つらいことなんて思い出したい人いないはずなのにね・・・

 

抗がん剤治療ってのはほんと見てる人も、何よりしてる本人はホントつらいですから

縁起でもないことを言うと

自分がそうなるかもしれないし身内がそうなるかもしれないし

そういう人の気持ちを知るためにも皆さんに是非読んで欲しい一冊です

なんかオススメの一冊になっちゃったな・・・