アルバム曲は無理やりにでもCD1枚に詰め込むべきか否か
本日、Mr.Children のNew Album「REFLECTION」が発売となりました
ミスチルのアルバムですがベストアルバム以外はいつもレンタルで済ますんですね
というのも私にとってミスチルはアルバムを聞いても基本気に入った曲は大抵2,3曲で
買ってまでは・・・という感じなんです
前作のan limited blood orangeにいたってはMarshmallow day1曲しか気に入った曲が無かったくらいです。
ところが今回、どんな曲があるんだろうとyoutubeとかで試聴できないかと探したんですよ
(歌ってみた弾いてみたみたいなへんな動画がヒットしていらいらしました)
で、CMとかタイアップとかの何個あって見たんですが
非常に良い曲が多い
今回はレンタルじゃなくてアルバム買おうかなと
・・・思ったんですが・・・
どうもそのアルバム見ると疑問を感じるのです
販売形態は
通常版 CDのみ(14曲収録) 2913円
初回版 CD+DVD(14曲収録) 3213円
完全生産限定版 CD+DVD+USB+写真集(USBにCDの14曲含む23曲収録) 9000円
まあ最近各アーティストがやってるエゲツナイ搾取販売に比べると全然気にならないレベルなんですが
気になったのはミスチルだからでしょうかね
これに関して
全23曲を「1枚のALBUM」として収録する方法を模索し、辿り着いたのがこの"USB"である。
また立ち読みしたんですが、音楽雑誌のROCKIN'ON JAPANのインタビューで
「2枚組みにすると高くなってライトな層が手を出しにくい」
ほかの記事でも
「2枚に分けることはしたくなかった」
「1枚のアルバムとして聞いて欲しかった」
ということによりUSBという手法をとったそう
うーん・・・
まあ理由としては最後の1枚のアルバムとして聞いて欲しかったってのがでかいんでしょうね
アルバムってのは1曲1曲ではなく1連の全ての曲の流れで構成されてますから
プロとしてのこだわりもあると思います
でもそれだとUSBに曲全てはいってるCDいりますかね?
いやもちろんファンなら両方欲しいという人もいるでしょう
でも最近はCD買わずダウンロード販売のやつだけで済ます人も多いです
USBでだけでCD無くても十分って人もいるんじゃないでしょうか
CDも欲しい人は単体で買えばいいわけですし
またCD買った人にはUSBにだけ入ってる
23-14=9曲をダウンロードで1曲250円で買えるIDが付いてくるそうです
これはもうすでに曲を分けてるようなもんじゃないの・・・?
2枚にすると14曲以外の9曲のみでのもう1枚の構成が非常に難しいってことなんでしょうか
ただベストアルバムなんかは構成ではなく年代順の収録ですのでそういう感じでCDもう1枚つけるのも十分ありのような気もするんですよね。
それにダウンロードできる曲の音のビットレートは320kbps
USBの方はハイレゾ仕様の96khz /24bitですが
CDだと大体最大で1.41 Mbps、(私も音に少しこだわるのでいつもこれでPCに取り込んでます)
単位が違うので分かりにくいかもしれませんが
簡単に品質でいうとハイレゾ>CD>ダウンロードとなるわけです
つまり今回の9曲のみのダウンロードですとCDより音の品質が落ちるわけなんですね
ハイレゾ仕様を出すくらい音にこだわるなら9曲をダウンロードさせるより
曲構成無視してでもCDで出したほうがよかった気がするんです
曲順って音楽プレイヤーに入れる際に個人の気分で変える人もいますしね
個人的にはハイレゾにまではこだわりませんが音には少しこだわる方なので
非常に気になってるアルバムですし今後残りの9曲をCDでの販売等考えて欲しいですね
完全生産限定版は高いうえにいまプレミアム価格になってるようですし